ファイナンシャルプランナー(FP)コラム

今だからこそ大事、住宅ローンの定期点検
執筆者
生命保募集人資格
損害保募集人資格
証券外務員二種
話しやすい、聞きやすい、家族に寄り添う安心感
ライフエージェント 金綱 亨

寒さが身にしみる日が続きますね。
私は、朝起きて、車のボンネットが、凍ってるか凍ってないのかを外に確認にいき、その日の寒さを体感しています。
そんななか、テレビを見ていると、寒さの話題と同じくらいの頻度で、「金利が上昇している」というニュースを目にする機会が増えてきているかと思います。
今回は、そんな金利の話題です。
ニュースを見て、変動金利を選んだままで本当に大丈夫なのか不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
これまでの低金利環境では、変動金利は家計にやさしい選択肢でした。
しかし、金利が動き始めた今、住宅ローンも定期的に“点検”しておくことが大切な時期に入っています。
変動金利のままでも安心しやすい人と、
一度見直しを考えた方がよい人には、
いくつかの違いがあります。
1. 変動金利のままでも安心しやすい人
次のような方は、慌てて固定金利へ変更しなくてもよい可能性があります。
まず、返済額が多少増えても家計が対応できる人です。たとえば月8万円の返済が9万円になっても、生活に大きな支障が出ない場合です。
金利が上がる=すぐに家計が成り立たなくなる、というわけではありません。
次に、貯蓄にある程度の余裕がある人です。生活費の半年分以上の預貯金があり、いざというときに繰上返済も検討できる場合、金利上昇への備えがしやすくなります。
また、借入額が小さい人や、完済までの期間が短い人も、金利が上がった場合の影響は比較的限定的です。
2. 一度見直しを考えたい人
一方で、次のような方は注意が必要です。
毎月の返済が、家計の中で少し負担に感じられる人です。
ボーナスに頼った返済をしていたり、貯金がほとんどできていない場合、金利が上がると家計が一気に苦しくなる可能性があります。
また、借入額が大きい人も影響を受けやすくなります。同じ金利の上昇でも、3,000万円の人より5,000万円の人の方が、増える返済額は大きくなります。
さらに、「金利が何%まで上がると困るか」を考えたことがない人も、一度立ち止まって確認しておきたいところです。
「今は低いから大丈夫」という理由だけで選んでいる場合、将来の変化に対応しづらくなります。
3. 金利が1%上がるとどうなる?
たとえば、
3,500万円を35年で借りている場合
金利が0.5%から1.5%に上がると、
月々の返済額はおよそ9万円から10万7千円程度になります。
月に約1万7千円、
年間では20万円以上の増加です。
この金額を今の家計で無理なく支えられるかも、判断のポイントになります。
4. 正解は人それぞれです
「変動金利は不安」
「固定金利の方が安心」
と単純に言い切れるものではありません。
大切なのは、ご自身の収入や貯蓄状況、将来の支出予定(教育費や老後資金など)を踏まえて、金利が上がっても続けられるかどうかを考えることです。
5. 不安を感じたら、まず確認したいこと
不安を感じたときは、次の3つを数字で確認してみましょう。
①今の返済額で家計にどれくらい余裕があるか
②金利が1%上がった場合の返済額
③固定金利に変更した場合の返済額
数字で比べてみると、「なんとなく不安」だったものが、「判断できる材料」に変わります。
まとめ
変動金利のままでも安心しやすい人は、
家計に余裕があり、金利上昇にも対応できる備えがある人です。
一方で、返済が家計の中で少し負担に感じられる方や、借入額が大きい方は、
一度見直しを考える時期かもしれません。その場合は、以前お話をした、スマホの通信キャリアを切り替えることで、支出をおさえることも可能です。
住宅ローンは、借りたときだけでなく、定期的に点検することが大切です。
不安を感じた今こそ、見直しを考えるよいタイミングと言えるでしょう。
是非、ご相談ください。
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