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住宅ローン控除の控除額目安

2026.03.03

執筆者

AFP(日本FP協会認定) 住宅ローンアドバイザー
将来の幸せを守るライフエージェント
つくば店店長
黒田 恭史 が執筆しました。

住宅ローン控除が2030年まで延長され、引き続き最大13年間の控除を受けられるようになりました。昨今、夫婦で住宅ローンを組む方が増えており、それぞれの借入金額の割合をどうすべきかという相談も増えております。

今回は、どの割合でいくらくらいの控除を受けられるのか目安をご紹介します。


1. 住宅ローン控除とは

住宅借入金等特別控除のことで、マイホームをローンで購入・新築・増改築した人が、年末のローン残高に応じて所得税などが戻ってくる制度です。

  • 年末時点の住宅ローン残高の一定割合(通常0.7%)
  • 最長13年間
  • 所得税(足りない分は住民税(最大9.75万円/年))から控除できる

つまり、控除額は年々減っていきます。

2. 控除額目安

比較シミュレーション条件

  • 借入期間 35年
  • 金利 1.0%
  • 長期優良住宅
  • 子育て世帯等(19歳未満のお子様を有する世帯又は夫婦のいずれかが40歳未満の世帯)

①1,000万円の場合  控除総額 約80万円

年末残高(目安) 控除額(0.7%)
1年目 約980万円 約6.9万円
2年目 約960万円 約6.7万円
3年目 約939万円 約6.6万円
4年目 約918万円 約6.4万円
5年目 約897万円 約6.3万円
6年目 約876万円 約6.1万円
7年目 約855万円 約6.0万円
8年目 約833万円 約5.8万円
9年目 約811万円 約5.7万円
10年目 約789万円 約5.5万円
11年目 約766万円 約5.4万円
12年目 約743万円 約5.2万円
13年目 約720万円 約5.0万円

②2,000万円の場合  控除総額 約160万円

年末残高(目安) 控除額(0.7%)
1年目 約1,960万円 約13.7万円
2年目 約1,920万円 約13.4万円
3年目 約1,879万円 約13.2万円
4年目 約1,838万円 約12.9万円
5年目 約1,796万円 約12.6万円
6年目 約1,754万円 約12.3万円
7年目 約1,711万円 約12.0万円
8年目 約1,668万円 約11.7万円
9年目 約1,624万円 約11.4万円
10年目 約1,579万円 約11.1万円
11年目 約1,533万円 約10.7万円
12年目 約1,487万円 約10.4万円
13年目 約1,441万円 約10.1万円

③3,000万円の場合  控除総額 約240万円

年末残高(目安) 控除額(0.7%)
1年目 約2,940万円 約20.6万円
2年目 約2,880万円 約20.2万円
3年目 約2,818万円 約19.7万円
4年目 約2,756万円 約19.3万円
5年目 約2,693万円 約18.9万円
6年目 約2,630万円 約18.4万円
7年目 約2,566万円 約18.0万円
8年目 約2,502万円 約17.5万円
9年目 約2,437万円 約17.1万円
10年目 約2,371万円 約16.6万円
11年目 約2,305万円 約16.1万円
12年目 約2,238万円 約15.7万円
13年目 約2,171万円 約15.2万円

④4,000万円の場合  控除総額 約320万円

年末残高(目安) 控除額(0.7%)
1年目 約3,920万円 約27.4万円
2年目 約3,840万円 約26.9万円
3年目 約3,758万円 約26.3万円
4年目 約3,676万円 約25.7万円
5年目 約3,593万円 約25.1万円
6年目 約3,508万円 約24.6万円
7年目 約3,423万円 約24.0万円
8年目 約3,336万円 約23.4万円
9年目 約3,249万円 約22.7万円
10年目 約3,160万円 約22.1万円
11年目 約3,070万円 約21.5万円
12年目 約2,979万円 約20.9万円
13年目 約2,887万円 約20.2万円

⑤5,000万円の場合  控除総額 約400万円

年末残高(目安) 控除額(0.7%)
1年目 約4,900万円 約34.3万円
2年目 約4,800万円 約33.6万円
3年目 約4,697万円 約32.9万円
4年目 約4,593万円 約32.2万円
5年目 約4,488万円 約31.4万円
6年目 約4,382万円 約30.7万円
7年目 約4,274万円 約29.9万円
8年目 約4,165万円 約29.2万円
9年目 約4,055万円 約28.4万円
10年目 約3,944万円 約27.6万円
11年目 約3,831万円 約26.8万円
12年目 約3,717万円 約26.0万円
13年目 約3,602万円 約25.2万円

⑥6,000万円の場合  控除総額 約450万円

年末残高(約万円) 控除対象残高(約万円) 控除額(万円)
1年目 約5,904万円 約5,000万円 35.0万円
2年目 約5,808万円 約5,000万円 35.0万円
3年目 約5,711万円 約5,000万円 35.0万円
4年目 約5,614万円 約5,000万円 35.0万円
5年目 約5,516万円 約5,000万円 35.0万円
6年目 約5,417万円 約5,000万円 35.0万円
7年目 約5,318万円 約5,000万円 35.0万円
8年目 約5,218万円 約5,000万円 35.0万円
9年目 約5,117万円 約5,000万円 35.0万円
10年目 約5,015万円 約5,000万円 35.0万円
11年目 約4,913万円 約4,913万円 34.4万円
12年目 約4,811万円 約4,811万円 33.7万円
13年目 約4,708万円 約4,708万円 32.9万円

3. 注意点とまとめ

上記の表にまとめた通り、借入金額が大きい方が控除額も大きくなります。ただし、あくまでも自分が納めた所得税と住民税からしか控除されません。つまり、ご自身の年収次第では上記ほどの効果は得られない可能性もあります。
また購入する住宅が新築なのか中古なのか、長期優良住宅なのかZEH住宅なのか、などさまざまな条件によって控除上限額が異なります。
詳しくは国土交通省のHPにてご確認いただくか、おうちの買い方相談室つくば店までお問合せください。

また、控除上限額を超える借入をする場合、1人で借りるのではなく2人で借りることも検討されると良いと思います。

(例)
借入金額 6,000万円を1人で借りて控除を受ける場合
控除総額 約450万円
借入金額 6000万円を2人で3000万円ずつ借りて控除を受ける場合
控除総額は240万円×2人 約480万円

控除総額だけで比較すれば2人に分けた方が30万円ほど控除を多く活用できることになります。ただ、融資手数料や団信の掛け方が変わったりと対応しなければならないことも変わってくるため、細かい比較をご希望される方もおうちの買い方相談室つくば店までお気軽にお問合せください。

住宅購入について、活用できるものは最大限に活用し、より良い住宅購入計画を立ててください。何から始めたらいいか分からないという方は是非一度おうちの買い方相談室へご相談ください。

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つくば店店長 黒田 恭史

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