ファイナンシャル
プランナー(FP)コラム

twitterfacebookinstagramline

5年ルールと125%ルールって何?

2026.07.28

執筆者

TLC(生命保険協会認定FP)
2026年度
MDRT成績資格会員

お客様の為に!
日本一スキーの上手なファイナンシャルプランナー!
エグゼクティブライフエージェント

齊藤 基幹 が執筆しました。が執筆しました。

変動金利の「5年ルール」「125%ルール」とは?FPが教える正しい向き合い方

みなさんこんにちは!今回は変動金利で多くの金融機関が採用している二つのルールについてお話させて頂きます。家庭のライフプランにもとても関係してくるものなので、参考にして頂ければ幸いです。
住宅ローンを検討する際、多くの人が「変動金利」を選択します。その安心材料としてよく語られるのが「5年ルール」と「125%ルール」です。しかし、ファイナンシャルプランナー(FP)の視点からお伝えしたいのは、これらは「利息を免除してくれる魔法のルール」ではなく、あくまで「家計の急変を防ぐための執行猶予」であるということです。
改めてこの2つのルールの仕組みと、金利上昇局面におけるリスク、そして正しい対策を解説します。

  1. 2つのルールの基本構造

    これらのルールは、主に「元利均等返済(毎月の返済額が一定の返し方)」の変動金利に適用されます。

    • 5年ルール:金利がどれだけ上昇しても、5年間は毎月の返済額を据え置くルール。
    • 125%ルール:5年ごとの返済額見直しの際、引き上げ幅をこれまでの返済額の「1.25倍」までにとどめるルール。

    たとえば、毎月10万円を返済している場合、金利が急上昇しても5年間は10万円のまま。さらに6年目からの見直しでも、最大12.5万円までしか上がらない仕組みです。

  2. メリットと裏に隠れた「未払利息」の罠

    最大のメリットは、「家計の支出管理がしやすく、生活がいきなり破綻するのを防げる点」です。特に教育費のピークを迎える時期や、出産・転職直後などで家計に余裕がない時期には、毎月の支出が固定されていることは大きな安心感に繋がります。
    しかし、ここにFPとして最も注意喚起したい「罠」が隠されています。
    毎月の返済額が据え置かれていても、金利が上がった分の「利息」は容赦なく増えているという点です。
    毎月の返済額(例:10万円)の内訳は「元金」と「利息」ですが、金利が上がると10万円の中の利息の割合が膨らみ、その分、元金が全く減らなくなります。さらに金利が激しく上昇すると、毎月の返済額を利息が上回る「未払利息(みはらいりそく)」という事態が発生します。支払いきれなかった利息は免除されるわけではなく、将来へ先送りされ、最終返済日に一括請求されるリスクをはらんでいるのです。

  3. FPが推奨する「変動金利」との正しい付き合い方

    では、変動金利を選ぶならどう備えるべきでしょうか。ポイントは3つです。

    • 「ルールなし」の金融機関もあると知る
      ネット銀行などでは、この2つのルールを採用していないところもあります。ルールがない場合、金利上昇がダイレクトに毎月の返済額に反映されます。どちらが良いかは一長一短ですが、自身の家計のクッション(貯蓄額)に合わせて選ぶ必要があります。
    • 返済額の「差額」を先取り貯蓄する
      「固定金利を選んだ場合の返済額」と「変動金利の返済額」の差額を、初めからなかったものとして貯蓄(繰上返済原資や未払利息への備え)に回しましょう。
    • 「5年ごと」にローンの健康診断をする
      返済額が変わらなくても、半年に一度届く「返済予定表」で元金が順調に減っているかを必ず確認してください。

まとめ

 5年ルールと125%ルールは、家計が倒れないための「盾」にはなりますが、借金そのものを小さくしてくれるわけではありません。「返済額が変わらないから安心」と放置せず、仕組みを正しく理解して、主体的な資産管理や対策を心がけましょう。

大事なのはあなたの家庭のライフプランにあっているか!?まずはライフプランを作成し使い方や対策を考えていくことが大事ですので、その際は私たちにお問い合わせください。

茨城県・千葉県のエリアで住宅購入、リノベーション、住宅ローンの見直し…等を検討されている方ならどなたでも無料でご相談頂けます。【オンライン相談・出張相談対応】

エグゼクティブライフエージェント 齊藤 基幹

人気コラムベスト5

  1. つくば市の10年特例用地って? 皆さんこんにちは!今回は先日茨城県つくば市のお客様がおうちを建てることが決まった「10年特例用地」についてです!つくば市には10年特例用地として住宅用地や分譲地などが存在します。続きを読む
  2. 年収1000万円なら住宅ローンはいくらまで借りて大丈夫?無理のない購入予算とポイント 共働きで世帯年収1000万円ともなると、一見するとマイホーム購入には十分な収入に思えます。しかし、高収入だからといって 「いくらでもローンを組んで大丈夫」 というわけではありません。続きを読む
  3. 年収700万円で住宅ローン5000万円を組んでも大丈夫?返済の安全性を考える 初めてマイホーム購入を検討している方にとって、「年収700万円で住宅ローン5000万円を組んでも大丈夫か?」は大きな不安ですよね。結論から言えば、可能ではあるものの慎重な計画と余裕を持った返済計画が必要です。続きを読む
  4. 資金計画書の住宅ローンの保証料は金利前払い型?内包型? 住宅購入って理想の我が家で家族と一緒にたくさんの思い出をつくりながら過ごすことを考えるとワクワクしますよね!ただそれとは反面、「この物件でいいのかなぁ~」など…同時に不安もたくさんありますよね…続きを読む
  5. ふるさと納税が住宅ローン控除に影響?併用時の注意点を解説 まず、「ふるさと納税」は、自分が応援したい自治体に寄付をすることで、その寄付額に応じた税金の控除(還付)を受けられる制度です。寄付をすると寄付額から自己負担額の2,000円を引いた金額が所得税と…続きを読む

VOICE

最初から最後までずっと味方になってくれて、
大変感謝しております!

(千葉県船橋市 S様)

元々、夫婦で賃貸物件に住んでいてそこまで「マイホーム」の事は近々で考えてはいませんでした。そんな中、住んでいる部屋から一部水漏れが発生!... 続きを読む

我が家の現在と将来をきちんと考えて下さったのが
「おうちの買い方相談室」でした!

(茨城県つくば市 F様)

初めて「おうちの買い方相談室」に相談したのは、土地の購入を考えた時です。現在の収入で住宅ローンを組み、最後まで支払いが出来るのか?住宅ローンの審査が通るのか?不安になり、ご相談いたしました。実は、他のFPさんとも... 続きを読む

住宅購入専門のファイナンシャルプランナー(FP)による
茨城県・千葉県近郊の住宅購入・住宅ローン、リフォーム、リノベーション等の
無料相談予約 受付中です。

下記のようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談下さい。

  • 住宅購入や住宅ローンについてどこに相談して良いか分からない
  • リフォームやリノベーションについて相談したい
  • 土地・戸建て・マンションの物件比較・アドバイスもしてほしい
  • 住宅ローン返済と資産運用を両立させるにはどうすればいいのか
  • 住宅ローンで変動金利と固定金利のどちらを選ぶべきか
  • 住宅価格が高騰していて買えないのでは・・・
  • 初めての住宅購入の際、まず何をすればよいのか分からない
  • 住宅展示場に行くと営業マンに売り込まれそうで怖い
  • お家の建築費以外にかかる費用の詳細が知りたい
  • 自分の理想のお家を建ててくれる住宅会社が見つからない

当社は、住宅購入等に特化した知識と経験を持つ
独立系ファイナンシャルプランナーとして、
お客様の立場に立った中立・公正なアドバイスを行っております。

住宅購入相談の比較 当社 FP事務所 他の住宅相談窓口
所属 独立 独立 保険代理店など
中立性 高い 高い 低い
提案内容 幅広い 事務所により違いあり 扱う商品に偏る
住宅購入・リフォーム・リノベーションの知識 専門 住宅専門ではない 扱う商品に偏った知識
不動産物件の紹介  不動産免許取得者のため、
土地・戸建て・マンションの物件比較・アドバイスなどが可能
不可 不可
資産運用の提案 金融商品仲介業として
住宅ローン返済を含む資産運用提案が可能
不可 不可
相談料 無料 無料 or 有料 無料

無料相談予約はこちら

ファイナンシャルプランナー(FP)コラム 一覧

PAGETOP