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住宅ローン金利はこれからどうなる?~「まだ上がる?」今後の住宅ローン金利を考える~

2026.09.16

執筆者

AFP(日本FP協会認定) 住宅ローンアドバイザー
将来の幸せを守るライフエージェント
つくば店店長
黒田 恭史 が執筆しました。

住宅購入を検討している方から、最近よく聞かれるのが、
「住宅ローンの金利はこれから上がるの?」
という質問です。
結論から言うと、今後さらに金利が上昇する可能性は十分にあります。
だからこそ、これから住宅を購入する人は「今の金利が何%か」だけではなく、金利が上がった場合でも無理なく返済できる住宅ローンを選ぶことが重要です。

1. なぜ住宅ローン金利が上がっているの?

大きな要因の一つが、日本銀行の金融政策です。
日本銀行はマイナス金利政策を終了し、その後、政策金利を引き上げてきました。
2026年現在、政策金利は0.75%程度となっています。
これまでの日本は「低金利が当たり前」という時代が長く続いていました。
しかし現在は、

  • 物価上昇
  • 賃金上昇
  • 金融政策の正常化

などを背景に、「金利のある世界」へ移行しています。
住宅金融支援機構も、マイナス金利政策解除以降、住宅ローン金利が上昇傾向にあると説明しています。

2. 今後、金利はどこまで上がる?

ここが一番気になるところです。
ただし、
「〇年後に〇%になる」
と正確に予測することは誰にもできません。
日本銀行の金融政策は、今後の物価や賃金、景気などを見ながら決まるためです。
そのため住宅購入では、
「金利が上がるかもしれない」ことを前提に資金計画を作る
ことが重要です。
例えば、
「今の変動金利が0.8%だから、この金利で借りられる金額まで借りよう」
と考えるのではなく、
「もし金利が1.5%、2.0%になっても返済できるか?」
という視点で考えてみましょう。

3. 変動金利は危険なの?

「金利が上がるなら固定金利にした方がいいのでは?」
と思う方も多いでしょう。
しかし、変動金利=危険というわけではありません。
変動金利には、
金利が低い期間は毎月の返済額を抑えやすい
という大きなメリットがあります。
一方で、金利上昇によって将来的に返済負担が増える可能性があります。
つまり重要なのは、
「変動か固定か」ではなく、「金利上昇に耐えられる家計か」
ということです。

4. 固定金利なら安心?

固定金利は、一定期間または全期間の金利を固定できるため、
「将来の返済額を予測しやすい」
というメリットがあります。
代表的なものが【フラット35】です。
全期間固定金利なので、借入時に将来の返済計画を立てやすいのが特徴です。
ただし、固定金利は変動金利よりも金利水準が高くなるケースがあります。
そのため、
「固定だから絶対に得」
というわけでもありません。

5. 住宅購入は「金利予想」より「余裕」が大切

住宅ローン選びで一番避けたいのは、
「今の金利が低いから、借りられるだけ借りる」
という考え方です。
例えば、
現在の金利なら月々10万円で返済できる住宅でも、
金利が上昇すると月々の返済額が大きくなる可能性があります。
住宅ローンは20年、30年、35年と長期間にわたる契約です。
だからこそ、
「今払える金額」ではなく「将来も払い続けられる金額」
から逆算することが重要です。

6. これから住宅を買う人はどうすればいい?

これから住宅購入をするなら、次の3つを意識しましょう。

POINT①
金利上昇を前提にシミュレーションする
現在の金利だけでなく、金利が+0.5%、+1.0%になった場合の返済額も確認しましょう。

POINT②
借りられる額ではなく、返せる額を借りる
金融機関が貸してくれる金額と、無理なく返済できる金額は違います。

POINT③
金利タイプだけで住宅ローンを決めない
変動金利・固定金利それぞれにメリットとデメリットがあります。

大切なのは、
「自分の家計にどちらが合っているか」
を考えることです。

まとめ

これからの住宅ローン金利は、
「昔のような超低金利がずっと続く」
とは考えない方がいいでしょう。
今後さらに金利が上昇する可能性も考え、

  • 金利が上がった場合の返済額
  • 教育費など将来の支出
  • 収入が減った場合の家計
  • 固定金利にした場合の安心感

まで含めて住宅ローンを選ぶことが大切です。
住宅購入で重要なのは、
「金利を当てること」ではありません。
「金利が上がっても困らない住宅ローンを組むこと」
です。
これから家を買うなら、現在の金利だけを見るのではなく、10年後・20年後の家計まで考えて住宅ローンを選びましょう。
まずは是非一度おうちの買い方相談室へご相談ください。

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つくば店店長 黒田 恭史

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